変なポエム。など

小心者のブログでごんす。パラノイア的な

2022-01-01から1年間の記事一覧

となりの偏ダー食ランド

春はあけぼの。焼肉には、博物館のタレ。化石や骨砕き、タレ状の粉して、水ダレを少々脂に引いて、清潔な口に放る。太古式くちゅくちゅ、民謡もかける、とタレ踊り、タレ化、化石復活、粉から生まれた、骨ダレ。?。博識の博士が作った、タレのコマーシャル…

ダークゾーン

夜と夕暮れのあいだの、あたりが青くて、薄暗くなる時間は、この世とあの世の境をあいまいにして、恐ろしい何か、生を奪われたような、不安がつのる。耳を、目を支配される。うろこのような、あいまいに舗装された道を歩く。おぼつかない、ここはこの世なの…

鹿独語抄録

砂場に散りばめられた数字に 青が照射され 三が膨らむ 午後の 穏やかな公園で アルカリ性だった 皮膚を 注意深く掬って 棄てられた 砂のふくよかな体 海のような 母の脚を 鹿に食べさせ 皮膚という砂が蕩けて 舌の上で 孵化する 鹿の 翼には 数字の入れ墨が…

非交友録

持て余された年月に いよいよ急かされ 立ち上がり、壁を見る ありふれたベニヤだ (年月よ あまり 急かさないでおくれ) (急かされても 大したことはできないよ) ベニヤ 木目がある くっきりと 此奴の 生き、た、証だ 木目 木目 ああ そうか 「亡骸」 に囲…

半ば

どしゃ降りの電車に乗ると、人は人であるための傘だった。