センスはいつか風に飛ばされ 知らない土地でゴミ屑になる センスはいつか海底に沈んで ブロブフィッシュの餌になる センスはいつも子供のように 泡沫のおもちゃで遊んでいる センスはどうにも気まぐれで 約束なんかとてもじゃないが センスはいつか時代に流…

好きな人が嫌いなとき なにがなんだか 嫌いな人が好きなとき なにがなんだか 私は自分にはてなです なにがなんだか 言葉のピンくらいじゃ 気持ちは留められん

だれもいない教室には だれも入れない だれもいない教室は 立入禁止、透明の だれもいない教室には 雪のように 言葉が積もっている 、透明の

ノートに夢を書いていた 青いノートに書いていた 小さな文字で書いていた ノートに夢を置いてきた

アラスカまで届く言葉を トムは探しながら生きる アラスカまで届く言葉を 探すことはトムのライフ なんて言うと大げさだね アラスカまで届く言葉は いつも足元に落ちている トムはそれを知っている アラスカまで届く言葉は 糸になれば見つけられる けれども…

君のはいているスカート 僕のはいているジーパン 君がジーパンをはいても わらう人はいないだろう 君のはいているスカート 僕のはいているジーパン 僕がスカートをはいても わらわない人はいるかな 一度はスカートをはいて 渋谷の街をあるきたいな 風がたく…

星のつよい光より 蛍光灯の よわい光のほうが なんか落ちつく ほんとうは 人と人が 出会うことに 意味はない 出会いは 意味もなく 血のめぐりを よくする 出会いより 蛍光灯の よわい光のほうが ほんとうだ なんか今 血のめぐりがよくて 意味はないけれど う…

ドアを開けると男がいて ぺぺぺぺぺと言ったんだ どういう事だと尋ねたら ぺぺぺぺぺと言ったんだ ふざけるなと怒鳴ったら ぺぺぺぺぺと言ったんだ こいつはマジやばい奴だ ぺぺぺぺぺとしか言わぬ 何を尋ねてもぺぺぺぺぺ こいつはぺぺぺニストだ！ いや、…

詳細は省くがちょっとした出来事があった為に自分がまともなのか分からなくなっているのだが、こういう時に僕は、表現物を使って自分がまともであると思おうとしていることに気付いた。たとえば僕は今、星野源の歌をユーチューブで聴いていて、いい歌だな～…