変なポエム。など

小心者のブログでごんす。パラノイア的な

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

星座の下では雨が降り

星座の下では雨が降り ゼリーは未来の食べ物だ 星座の下では雨が降り 宇宙の果てを考えてみる 星座の下では雨が降り 昨日の敵は今日も元気だ 星座の下では雨が降り キスがしたくて耳が熱い 星座の下では雨が降り 諸行無常を辞書で調べる 星座の下では雨が降…

六畳間

自分で選んだ道なれど 骨の音鳴りし六畳間 たとえ少しの風であれ 怯える我の心臓弱く 我の目指した天国が 虚構のように思えれば 虚しさ募る夕間暮れ 罪の意識は一万ボルト 我の目指した天国が 実在している保証なく 覚束なくて銭もない 胃痛が我を呼び起こす…

ラブソング

あのさ 実はぼく ラブソングが信じられない すこし 恥ずかしい でも 正直な気持ちだ ラブソングが信じられない あのさ あれって まじか まじなのか ノンフィクションなのか ラブソングが信じられない 分からない あそこまでつよく 好きになったり 愛したり …

ウソの雨を買ってくる

ウソの雨を買ってくる 自分の部屋に飾るため ウソの雨を買ってくる だって雨が好きだから ウソの雨を買ってくる 町の雨屋で買ってくる マジの雨が欲しいけど お金ないので我慢する ウソの雨を買ってくる あの形状がぼくは好き ウソの雨を買ってくる あの質感…

面影一つ見せられず

面影一つ見せられぬ 私の言葉は詩だろうか 面影一つ見せられぬ 私の言葉は詩にあらず 面影一つ見せられぬ 私は路傍の修羅でなく 面影一つ見せられぬ 私の修羅は修羅でない 面影一つ見せられず 詩人を名乗れば満足か 面影一つ見せられず 最果タヒの真似をする…

マンガのようにはいかなくて

マンガのようにはいかなくて 負けてばかりの日々が続いて マンガのようにはいかなくて 強くなりたいでもなれなくて マンガのようにはいかなくて フラグ一つも立てられなくて マンガのようにはいかなくて ヒロインなんか当然いなくて マンガのようにはいかな…

君が静けさ呼んでいる

君が静けさ呼んでいる 無声の声で呼んでいる 君が静けさ待っている 裸になって待っている 新しい芽になってくれ 丁寧な火になってくれ 君が孤独と待っている 一つの為に待っている 君の言葉を待っている 僕は祈りて待っている 水に花びら浮いている 耳は耳鳴…

いくら齢をかさねても

いくら齢をかさねても まったく進歩しないぼく いくら齢をかさねても ひとつも努力しないぼく いくら齢をかさねても 進歩するかは各人による いくら齢をかさねても ゴミのまんまの奴もいる いくら齢をかさねても 社会の役に立てないぼく いくら齢をかさねて…

(不可逆)変化

先に変化がありまして 後から心がついてきます 先に変化がありまして 後から私がついてきます 変化というのは唐突で しかし経緯はありまして 変化というのは偶然で しかし因子はありまして 先に変化がありまして ついていくのは大変です 変化というのは災難…

安心で安全な戦争

今日も戦争しています 朝から戦争しています もうすぐお昼休みです 中華を食べる予定です 今日も戦争しています 血の流れない戦争です 安心で安全な戦争です でも時々人が死にます 今日も戦争しています 夜遅くまで戦争します 土日休みの戦争ですが 土日も戦…

アイダ

わたしはアイダを泳ぐ がんばろうだけでは足りない がんばらないだけでは足りない ひとつの言葉だけではいけない わたしはアイダを泳ぐ 言葉と言葉のアイダを泳ぐ まだやれるだけでは足りない もうだめだだけでは足りない ひとつの言葉だけではいけない ひと…

名前のない液体

わたしが天才である三つの証拠一つめは夜空がきれいである事夜空がきれいであるという事はわたしが天才である事を証明すわたしが天才である三つの証拠二つめはラーメンがおいしい事ラーメンがおいしいという事はわたしが天才である事を証明すわたしが天才で…

グッドがずっとつづくなら

グッドはずっとつづくよと、 思っていたのだ疑いもせず。 グッドはずっとつづくよと、 誤解していた子供みたいに。 いまやグッドは当然でなく、 グッドになればラッキーだ。 いまやグッドは当然でなく、 バッドメインのグッド少々。 グッドよずっとつづけよ…

今しか書けないものがある

まったく大げさだけれども 今しか書けないものがある やけにエラソーだけれども 今しか書けないものがある だからわたしは机に向かい 今しか書けないものを書く ディナーの約束すっぽかし 今しか書けないものを書く これでわたしが文豪ならば ちっとは格好が…

ガストのステーキ

いつかガストでステーキを 食べられる日を夢見ています いつかガストでステーキを 食べたくてでもお金がなくて きっとガストのステーキは ありえないほどジューシーで きっとガストのステーキは ステーキ界のビッグカツです いつかガストでステーキを 食べる…

、句、読、点。

地球をハイオク満タンにして 走らせるのはリストラうさぎ 仕組みはまったく知らないが ページをめくれば見えてくる 予期する脳は当てずっぽうだ 意思ではどうにもならなくて 視界がゆれて、句、読、点。 ページをめくれば見えてくる きっと僕らはハッピーエ…