変なポエム。など

小心者のブログでごんす。パラノイア的な

2017-01-01から1年間の記事一覧

to sing is business

きみを想って歌うよ きみを利用して歌うよ ぼくは悪いやつだ きみを利用するなんて こんな場所で きみを想って歌うなんて 売上のために きみを想うなんて ぼくは悪いやつだ きみを想って歌うけれど 届けたいのはきみじゃない これは愛じゃない これが愛なら…

折り目

同じような日々のなか なんとなく生きる喜び 田舎にぽつんと自販機 ブラックにしようかな 感情の球体が落ちても すぐに反応しないよう 秘密のワンクッション 少し大人になったのさ わたしはよく詩を書く しがない折り目として べつに書かなくたって 生きてい…

きっとなんにも成さぬまま

きっとなんにも成さぬまま 年だけ取っていくのだろう きっとなんにも成さぬまま ささいなことを大切にして きっとなんにも成さぬまま 書いた詩は認められぬまま 静かに老いていくのだろう つまらぬことにこだわって けれどもそれも悪くはない そりゃあ良くは…

maybe,maybe,baby

宝のありかは 分からないけれど ピザならピザ屋で 売っているから ぼくは大丈夫 maybe 友だちの作り方は 分からないけれど 寂しさのかわし方は 知っているから ぼくは大丈夫 maybe 他人のことは 分からないけれど 囚われるつもりは ないから ぼくは大丈夫 ma…

売れない恋のまんなかで

売れない恋のまんなかで くるしみ以外は不確かで 色んなきもちが渦を巻く 売れない恋のまんなかで わるい蛇を胸に飼わされ ぼくはそれに逆らえない 一体どういう構造なのか ぼくには全く分からない わるい蛇を胸に飼わされ なすすべもなく妄想をし まるで奴…

バグ

タモリは今日もTVで 笑っているよ元気だね そういやこの前原宿で 君を見たんだ午後三時 相変わらずキュートで 思わず紅茶を零したよ 笑っているよ午後三時 そういやこの前バグが あの年老いたコーギー 名前は何て言ったっけ ああそうだキュートだ 思わず今…

しろい胡桃をさがすんだ

しろい胡桃をさがすんだ あせらないでさがすんだ 小一時間だけさがすんだ それでみつからなければ その日はあきらめるんだ 夜から警備のバイトだし しろい胡桃をみつけたら さっさと家にかえるんだ 夜から警備のバイトだし また次の日もさがすんだ しろい胡…

夜のかもめをつかまえて

夜のかもめをつかまえて、 チークダンスを踊ろうか。 夜のかもめをつかまえて、 夜のかもめをつかまえて、 チークダンスを踊ろうか。 こんなに素敵な夜だから、 夜のかもめをつかまえて、 チークダンスを踊ろうか。 空はこんなに澄みわたり、 月はこんなにう…

君がいいならいいけれど

こんな時間に行くのかい 君がいいならいいけれど そんな格好で行くのかい 君がいいならいいけれど 少しはお金があるのかい 別にどうでもいいけれど 頼れるツテはあるのかい 別にどうでもいいけれど 行く理由はホンモノかい 別にどうでもいいけれど もしや焦…

もしもわたしが二人なら

もしもわたしが二人なら 今よりうまくやれるはず もしもわたしが二人なら リスクを回避できるはず もしもわたしが二人なら わたしが損するときには 得するわたしが発生して 損がへる仕組みにするぞ あ、待って、そうすると そういう仕組みにすると わたしが…

これがわたしのメッセージ

ごはんはおいしい方がいい これがわたしのメッセージ パンツはあらった方がいい これがわたしのメッセージ あしたはいいひの方がいい これがわたしのメッセージ シャツはきれいな方がいい これがわたしのメッセージ あそびはたのしい方がいい これがわたしの…

あそこ

あそこはめっちゃ遠いから あそこがここに来て欲しい わがままなのは生まれつき ああラーメンが食べたいな ここにいたくはないけれど あそこはめっちゃ遠いから あそこがここに来て欲しい 夏帆と食べたいラーメンを あそこがここに欲しいから さっきネットで…

パチンコなんかで命を燃やし

パチンコなんかで命を燃やし くらい季節を通りぬく ろくでもないと言われても それしか出来ない情けなさ 正論なんて幻さ だれもが何かを誤魔化している パチンコなんかで命を燃やし くらい季節を通りぬく 嘲笑われているような 気がして卑屈になってしまう …

やっぱりボクはこう思う

なんにもない日は退屈で バタバタする日は大変だ やっぱりボクはこう思う ちょうどよい日が一番だ なんにもしない日々では 退屈すぎてつらたんとん バタバタうごく日々では 大変すぎてつらたんとん やっぱりボクはこう思う ちょうどよいのが一番だ つづけて…

花を植えれば

花を植えれば 世界は変わる しかし花を植える人は あまりいない 決して難しくはない 行為なのに 花を植える人は あまりいない こんなにも高圧の 世の中で 花を植えるのは 容易ではない 焦燥の露を飲んでいては なおさら 花を植えれば 世界は変わる 決して難…

なんでもお金になっていく

なんでもお金になっていく そういう社会を生きている なんでもお金になっていく そういう時代を生きている なのにわたしの書くものは ちっともお金にならなくて もがいています今日もまた どれだけ投資をしているか なんでもお金になっていく お金にならない…

インターネットラプソディ

大人も子どももやっている インターネットラプソディ そこはカルマのたまり場だ インターネットラプソディ あいつは実名でやっている インターネットラプソディ いつしか社会になっていた インターネットラプソディ おいらは匿名でやっている インターネット…

君というノートに

君というノートに私の言葉を書かせてほしい そのために私は 一瞬の平和のささやかなくり返しを求めては 銀河の星々を透視し 故郷を座視する 君というノートに私の言葉を書かせてほしい そのために私は 汚れさえ包みこむやわらかな愛を夢見ては 災難はよく起…

わたしゃだれにも従わん

あんたが何か知らんけど、 わたしゃあんたに従わん。 あんたは偉いかもしれん。 だけどわたしゃあ従わん。 わたしに強制するやつは、 どんなやつでも敵やねん。 わたしに強制するやつは、 神さまやっても敵やねん。 わたしゃだれにも従わん。 従わんけど仕事…

生まれるとか

生まれるとか、勇者かよ! 生まれなくても立派なのに 生まれるとか、天才かよ! 生まれなくても満点なのに 生まれるとか、すごすぎ! ぼくも、きみも、すごすぎ! 生まれなくてもすごいのに 生まれるとか、聖者かよ! 生まれなくても愛なのに

変わり者

みんなが遊んでいるときに 一人で空想をしていること みんなが喋っているときに 一人で心を歩いていること みんなが泣いているときに 一人だけ泣いていないこと みんなが笑っているときに 一人だけ笑っていないこと みんなが戦っているときに 一人だけただ見…

悲しみはいつも空から

悲しみはいつも空から 降り注いでいるレイン 良い人にも悪い人にも 降り注いでいるレイン どれだけ晴れていても 悲しみはいつも空から 降り注いでいるレイン 今日も明日も明後日も 瞳にうつる色のように 悲しみは僕に入り込み 息を吐くたび少しずつ 悲しみは…

Dialogue with loneliness

孤独だね ーーそうだね 嫌になるね ーー嫌なの? ところできみはだれ? ーーぼく?ぼくは孤独だよ あ、そう、孤独なんだ ーーごめんね いえいえ、お気になさらず ーー恐縮です いつまでいるの? ーーいつまででしょうねえ もしかしてずっと? ーーうーん べ…

day

朝早くウォーキングをする 鮮やかな空気を吸い込めば 一日の始まりを感じられる カラスの鳴き声が聞こえる 腹を空かせているのだろう その貧しさは芸術家のよう その美しさは舞踏家のよう 電車に乗って職場に向かう 電車はいつもすし詰め状態 何のために生き…

センス

センスはいつか風に飛ばされ 知らない土地でゴミ屑になる センスはいつか海底に沈んで ブロブフィッシュの餌になる センスはいつも子供のように 泡沫のおもちゃで遊んでいる センスはどうにも気まぐれで 約束なんかとてもじゃないが センスはいつか時代に流…

はてな

好きな人が嫌いなとき なにがなんだか 嫌いな人が好きなとき なにがなんだか 私は自分にはてなです なにがなんだか 言葉のピンくらいじゃ 気持ちは留められん

だれもいない教室

だれもいない教室には だれも入れない だれもいない教室は 立入禁止、透明の だれもいない教室には 雪のように 言葉が積もっている 、透明の

ノート

ノートに夢を書いていた 青いノートに書いていた 小さな文字で書いていた ノートに夢を置いてきた

トム

アラスカまで届く言葉を トムは探しながら生きる アラスカまで届く言葉を 探すことはトムのライフ なんて言うと大げさだね アラスカまで届く言葉は いつも足元に落ちている トムはそれを知っている アラスカまで届く言葉は 糸になれば見つけられる けれども…

スカート

君のはいているスカート 僕のはいているジーパン 君がジーパンをはいても わらう人はいないだろう 君のはいているスカート 僕のはいているジーパン 僕がスカートをはいても わらわない人はいるかな 一度はスカートをはいて 渋谷の街をあるきたいな 風がたく…