変なポエム。など

小心者のブログでごんす。パラノイア的な

安心で安全な戦争

今日も戦争しています

朝から戦争しています

もうすぐお昼休みです

中華を食べる予定です

 

今日も戦争しています

血の流れない戦争です

安心で安全な戦争です

でも時々人が死にます

 

今日も戦争しています

夜遅くまで戦争します

土日休みの戦争ですが

土日も戦争しています

 

今日も戦争しています

皆が心を病んでいます

なのに戦争しています

私は今日で退職します

アイダ

わたしはアイダを泳ぐ

がんばろうだけでは足りない

がんばらないだけでは足りない

ひとつの言葉だけではいけない

わたしはアイダを泳ぐ

言葉と言葉のアイダを泳ぐ

まだやれるだけでは足りない

もうだめだだけでは足りない

ひとつの言葉だけではいけない

ひとつだけでは最果てへゆく

人生はスポーツではないし

つねに蟄居するわけにもいかない

わたしはアイダを泳ぐ

あとは、上手に泳げさえすれば

(それが難しいのだけれど……)

名前のない液体

わたしが天才である三つの証拠
一つめは夜空がきれいである事
夜空がきれいであるという事は
わたしが天才である事を証明す
わたしが天才である三つの証拠
二つめはラーメンがおいしい事
ラーメンがおいしいという事は
わたしが天才である事を証明す
わたしが天才である三つの証拠
三つめはわたしが次男である事
わたしが次男であるという事は
わたしが天才である事を証明す
あらすまない三つではなかった
わたしが天才である証拠の数は
本当は三つではなく全てである
わたしが天才であるという事を
ミドリガメを含む全てが証明す
さてわたしは幾つ嘘をついたか
ついた嘘の数だけわたしは愛す
正確には数でなく質量であるが
ついた嘘の質量分おまえを愛す
よってわたしは嘘をつきつづけ
おまえを日増しに重く愛すのだ
詩を書いて書いて書いて書いて
嘘をついてついてついてついて
おまえを愛し愛し愛し愛し愛す
まだ名前のない液体のおまえを
わたしは愛しつづける事を誓う
コンテナのように愛しつづける
わたしはいつか凡人になるから
交わりの点で落ち合いましょう
わたしが天才である事の証拠に
おまえが決してならないように
嘘をついてついてついてついて
おまえを愛し愛し愛し愛し愛す

グッドがずっとつづくなら

グッドはずっとつづくよと、

思っていたのだ疑いもせず。

グッドはずっとつづくよと、

誤解していた子供みたいに。

 

いまやグッドは当然でなく、

グッドになればラッキーだ。

いまやグッドは当然でなく、

バッドメインのグッド少々。

 

グッドよずっとつづけよと、

思ってみてもしょうがない。

グッドよずっとつづけよと、

思ってしまうよどうしても。

 

グッドがずっとつづくなら、

いじめられてもかまわない。

グッドがずっとつづくなら、

生きていけたらそれでいい。

今しか書けないものがある

まったく大げさだけれども

今しか書けないものがある

やけにエラソーだけれども

今しか書けないものがある

 

だからわたしは机に向かい

今しか書けないものを書く

ディナーの約束すっぽかし

今しか書けないものを書く

 

これでわたしが文豪ならば

ちっとは格好がつくのにな

なんせわたしは無名の作家

説得力はゼロ・グラビティ

 

ふらりわたしは机に向かう

なるべくおおく机に向かい

今しか書けないものを書く

それがボツネタだとしても……泣 

ガストのステーキ

いつかガストでステーキを

食べられる日を夢見ています

いつかガストでステーキを

食べたくてでもお金がなくて

 

きっとガストのステーキは

ありえないほどジューシーで

きっとガストのステーキは

ステーキ界のビッグカツです

 

いつかガストでステーキを

食べるためなら何でもします

いつかガストでステーキを

食べたくてでもまだ貯金一兆

 

きっとガストのステーキは

歯がいらないほどやわらかく

きっとガストのステーキは

ステーキ界のお~いお茶です

、句、読、点。

地球をハイオク満タンにして

走らせるのはリストラうさぎ

仕組みはまったく知らないが

ページをめくれば見えてくる

 

予期する脳は当てずっぽうだ

意思ではどうにもならなくて

視界がゆれて、句、読、点。

ページをめくれば見えてくる

 

きっと僕らはハッピーエンド

「ら」とはつまり煙のことだ

ページをめくれば見えてくる

だがめくれとは言っていない

 

留まる自由を分からなければ

きっと僕らは仲良くなれない

「ら」とはつまり涙のことだ

ページをめくれば見えてくる