つよく想えばつぶれる想い
自分の想いを自分でつぶす
いい年をしてつよく想えば
やり直せない糸のよりきり
博打に負けて画集を燃やす
一体何がトゥルースなのか
わたしはわたしを離せない
わたしはわたしの影なのか
つよく想えと教えたことを
少しは後悔してくれないか
一体誰がドゥルーズなのか
わたしは足りないカボス侍
つよく想ってつぶれた想い
行ったり来たりの無味街道
ゴーストタウンの先住民族
なんやかんやで今日もまた
つぶれた想いの名残を描く
ギラギラしている男の子
つづく終わりを歩めるか
キラキラしている女の子
つづく終わりを歩めるか
オドオドしている男の子
虚無のビートを刻めるか
メソメソしている女の子
虚無のビートを刻めるか
ヘラヘラしている男の子
フワフワしている女の子
つづく終わりを歩めるか
つづく終わりを愛せるか
ナヨナヨしている男の子
ツンツンしている女の子
つづく終わりを歩むため
虚無のビートを刻めるか
あゝ 風はばらばら
甘かったり 痛かったり
木のざわめきは 世界の鳴き声
一人では できないことも
二人なら できてしまう
手をつなげば 悪は逃げていく
結ばれている 週末の丘
やさしい日差しに 微睡むあなた
二人では できないことも
一人なら できるだろう
でも迷わない 一緒にいよう
結ばれている 青空の下
あなたが好きです 愛よりも
うれしいと書けばかなしさは零れ、
かなしいと書けばよろこびは落ち、
しあわせと書けばなぜか可笑しい。
死にたいと書けば怖くなって消し、
生きたいと書けば胸が苦しくなる。
ぴたりと合うものはいつも書けず、
わたしは己の未熟さに呆れている。
だがわたしは書くことを止めない。
机に向かって無色の次元を見つめ、
ポエジーの鳥が姿をあらわすのを、
言葉のしもべとしてわたしは待つ。
この営みは歩くことと変わりなく、
歩くことは競争では決してないと、
ワタシ以外のわたしは信じている。
ピーナッツおじさん
バスを待ってる
ピーナッツおじさん
ぼんやりしてる
ピーナッツおじさん
鼻にピーナッツ(大きめの)
今日もピーナッツ
ピーナッツおじさん
ピーナッツピーナッツ
中国産の
(ありがとうチャイニーズ!)
年末はカシューナッツ
年始はブルーベリー
ピーナッツおばさん
テレビを見てる
ピーナッツおばさん
だらだらしてる
ピーナッツおばさん
脇にピーナッツ(右に3つ左に7つ)
今日もピーナッツ
ピーナッツおばさん
ピーナッツピーナッツ
わさわざ密輸入
(スーパーで売ってるのに!)
お盆はしじみ
冠婚葬祭はプチトマト
ゆかいな二人は
ナッツにこだわらない
ピーナッツピーナッツ
ピーナッツ予備校
あゝ青春の
ピーナッツ予備校