やっぱり自分に辿りつく
どんな立派な行いさえも
やっぱり自分に辿りつく
とても正しい考えさえも
いくら世のため人のため
がんばろうとも狙いあり
やっぱり自分に辿りつく
よって我らに優劣はない
たとえ世のため人のため
朝から晩までがんばって
たくさん役に立ったとて
やっぱり自分に辿りつく
自分のためにやっている
仕事もうんこも子育ても
自分のためにやっている
よって我らに優劣はない
やっぱり自分に辿りつく
どんな立派な行いさえも
やっぱり自分に辿りつく
とても正しい考えさえも
いくら世のため人のため
がんばろうとも狙いあり
やっぱり自分に辿りつく
よって我らに優劣はない
たとえ世のため人のため
朝から晩までがんばって
たくさん役に立ったとて
やっぱり自分に辿りつく
自分のためにやっている
仕事もうんこも子育ても
自分のためにやっている
よって我らに優劣はない
明るくも 暗くもない
冷たくも 温かくもない
つまらない人生 と揶揄されたら
そうかもな そうだよな と思う
でも悪くはないよ とも思う
これはまるで そう
まるで 日々のよう
なにか一つ なにか
今日にくさびを 打ちこむ
なんでも なんでもいい
今日にくさびを 明日のために
たとえばこんな poemを
静かに 丁寧に 打ちこむ
ああはなりたくない と
言われたら まあ まあね
分かるよ と思う
でも悪くはないよ とも思う
自信はないんだけどさ 本当
これは僕なりの そう
僕なりの ライフ
ひとりぼっちの旅先で
ひとりぼっちを噛みしめる
ジャストフィットの寂しさが
なんだかとても心地よい
ひとりぼっちの旅先で
冷えた空気を吸いこめば
あいつもあいつの幸せも
許せるような気になった
ひとりぼっちの鉱石は
大きな許しのなかで磨かれ
いつかたとえば歌となり
社会に姿をあらわすだろう
ひとりぼっちを拒絶して
ひとりぼっちを抱きしめる
矛盾のなかで揺らめいて
わたしは皮膚を透明にする
自分の言葉はありません
それはどこにもありません
自分の言葉で話しなさいと
先生もどきは言うけれど
自分の言葉で話しなさいと
言うその言葉は借り物だ
自分の言葉はありません
言葉は決して所有できない
史から言葉を借りてきて
君に言います、こんにちは