変なポエム。など

小心者のブログでごんす。パラノイア的な

ブルーリスナー

つながる生糸で心を切って

笑ってみせる責はないのに

どうして笑ってみせようと

栓を開くのブルーリスナー

 

遠くで化石の音が聞こえる

ヒッチハイクはもう飽きた

チーター改をチャーターだ

しまうま模様のチーターさ

 

つたない正義を心に飼って

仔虫のような大人になった

文化の摂取で格好をつけて

みじめな自分と向き合わず

 

おい辺境のブルーリスナー

たまのユーレカさえあれば

いくら程度が低いとしても

つかの間われらは光るよな

カラカラ

まっすぐ自分をなぐざめて

のぼっていければ理想だが

社会のガードはあまくなく

ねじれて終い何もえられず

 

今の順位をうけいれられず

逆さまピエロとあそぶ幼さ

もっともらしい問いをたて

その問いにのり圏外へいく

 

まっすぐ自慰をしつづけて

気づけばうしろに先頭集団

相対により重さをうしない

ひどくねじれた旋律となる

 

さみしさのない孤独の中で

うかぶ言葉をあつめる営み

核の問いから逃亡しつづけ

いきつく先は淀のカラカラ

倫理

ひっそり星をからだに宿して

見えない波を躱していければ

充分だろうと言い聞かせては

そっと眼を閉じこころに通う

 

由無しが丘にとっぷう吹けば

明るいレタスは案山子と遊ぶ

そこに倫理が埋まっていると

悲しみキャベツは静かに叫ぶ

 

こっそりからだを抜け出して

インターネットになるあなた

いだてん暮らす山のキノコは

だれもが求めるアクセサリー

 

冬至の畑にてんきゅう降れば

高貴なカラスは上昇していく

降っているのは倫理であると

わたしは百年後に知るだろう

スーパーマン

たすけてくれとこえがする

これはワタシのでばんだな

まっていろ、いまたすける

マントをつけてしっぱつだ

 

え〜、うそ、マントがない

たしかつくえのひきだしに

しまっておいたのだけれど

こまった、どこにあるのか

 

そうだ、せんたくしたんだ

だからベランダにあるはず

ベランダにほしてあるはず

あれ、ないな、どこだろう

 

いそがないとまにあわない

こえがするのはとおくから

あるいたんじゃおそすぎる

どうしよ、だれかたすけて!

なんてやさしい雨だろう

なんてやさしい雨だろう

なんてやさしい雨だろう

降っているのは涙だろう

イーハトーブの涙だろう

 

あゝ、もう傘はいらない

あゝ、社会性もいらない

この雨に打たれていたい

ラッタッタ、ラッタッタ

 

なんてやさしい雨だろう

なんてかなしい私だろう

降っているのは星だろう

アンドロメダの星だろう

 

なんてやさしい雨だろう

なんてせつない生だろう

あゝ、もう何もいらない

ラッタッタ、ラッタッタ

スター

いつもスターにあこがれている。

いまもスターにあこがれている。

きっとスターにあこがれつづけ、

いつもスターはとおくでひかる。

 

しんだら、星になるということ。

そんな言葉、しんじないけれど、

ふしぎと夜空をみあげてしまう。

しんだら、星になるということ。

 

ぼくはスターにあこがれている。

顔も性格もかっこよくないのに。

ぼくはスターにあこがれている。

ポテトみたいなおっさんなのに。

 

しんだら、星になるということ。

じわりと心にサクラソウがさく。

ぼくはスターになれないけれど、

なんとかやっていくつもりだよ。

感受性

わたしは今宵に渡します

感受性というガラクタを

わたし如きの感受性など

なくてもよいと思います

 

わたしを度々まちがわせ

翻弄してきた感受性など

今宵に渡してやるのです

やせた心のしじまと共に

 

……本当にそれでよいか

ぽつり虚空に問いかける

わたし如きの感受性でも

自己を生かす刹那がある

 

されど今宵は待っている

はやく渡せと粉雪が舞う

ガラクタの感受性の上を

ことばが行き交っている