変なポエム。など

小心者のブログでごんす。パラノイア的な

きみの歌、沁みるんだよね。

「だれかが朝にいるとき、だれかが夜にいる」なんてキザなことを三十代にもなって歌うきみを、わたしは尊敬している。地球はまるいシーソーだ。細胞が拍手を求めるかぎり、その事実は変わらない。納得しなさいという圧力が、年を重ねるごとに増していく。最後はねじ伏せられるように納得するなんて、悪い冗談でしょう?はい、ライフイズ悪い冗談なんです。地球はまるいシーソーだ。昔は精子だったくせに、きみの歌、沁みるんだよね。塾の帰り、静かな道を自転車こいで、CDシングルランキングの話をするのが、幸せだった。「だれかが朝にいるとき、だれかが夜にいる」なんて、さあ、そんな優しさ、みんなとっくに捨てちまっているよ。地球はまるいシーソーで、宇宙は灰色のチョコレート。一体何のために?トカゲが窓にはりついていて、きみの歌、沁みるんだよね。明日雨らしいよ。