変なポエム。など

小心者のブログでごんす。パラノイア的な

営み

うれしいと書けばかなしさは零れ、

かなしいと書けばよろこびは落ち、

しあわせと書けばなぜか可笑しい。

死にたいと書けば怖くなって消し、

生きたいと書けば胸が苦しくなる。

ぴたりと合うものはいつも書けず、

わたしは己の未熟さに呆れている。

だがわたしは書くことを止めない。

机に向かって無色の次元を見つめ、

ポエジーの鳥が姿をあらわすのを、

言葉のしもべとしてわたしは待つ。

この営みは歩くことと変わりなく、

歩くことは競争では決してないと、

ワタシ以外のわたしは信じている。