夏がマシュマロを溶かして、
春に自慢しているのを目撃した母親が、
夜の食卓で、
季節も人間と変わらないねって言ったなら、
金髪にする権利を私はもらうよ。
面白いのは日本史だけれど、
今はグローバル社会だから
世界史を選びなさいって父親が言ったから、
私はもう日本史しか選べなくなったよ。
いつから君を好きになったのか。
思い出そうとすればするほど、
君の株価が下がっていくよ。
私が負け犬だということを、
君が気づかせてくれるのを待っているよ。
2016年はもう栗皮色。
冬にそなえて、
私は潜水服を注文したよ。