変なポエム。など

小心者のブログでごんす。パラノイア的な

illusion

今僕の眼に映る青空は、

世界の何分の一だろう。

今僕が吐き出した二酸化炭素は、

世界の何分の一だろう。

今お前をこんなに愛しく思えるのは、

きっと錯覚しているからだ。

昔あいつをあんなに憎んでいたのは、

きっと錯覚していたからだ。

僕の中に真実はない。あるのはチンケなプライドだ。

夢。希望。未来。明るい言葉たち。

それらを利用するビジネスマンたち。

灰色の空なら、見上げなくて済むから、

僕は梅雨が好きだ。

お前には、お前だけには、

ずっと錯覚していて欲しい。