変なポエム。など

小心者のブログでごんす。パラノイア的な

グラフィティ

君だけがやさしい社会で、僕は君に会ったことがない。カラスのように鋭く、そしてブタのような人がつくる社会で、ブタのように鈍く、そしてカラスのような僕は、君に会ったことがないのを誇りにしている。待ち望んでいた、黄金の桜が咲く時、僕は猫背の、きたない老人になっているのでしょう。地球なんて、生まれる前に競争をして、勝ったやつらが集まる場所なのだから、ろくなものじゃない。僕は君に会ったことがないのを誇りにしている。探し求めていた、スピカのジーパンを手にいれる時、僕は白髪の、いやしい老人になっているのでしょう。そのリアルを、ビルにぶつけて遊んでいる。君だけがやさしい社会で。