変なポエム。など

小心者のブログでごんす。パラノイア的な

去りゆく夜に

ひとり眠気を我慢する

草はわずかな風に揺らされ

露をはじいて太陽を待つ

 

何度目の朝だろう

太陽が生まれ地球が生まれ

先史から歴史、そして現在まで

あたらしい朝はくりかえされた

 

明日はいつも午前零時に

迷うことなくやってくる

大抵の子どもが眠っている頃に

夜を着たままやってくる

 

やがて静かに夜を捨て

あたらしい朝になってゆく

仔牛は瞳をきりりと開き

体をふるわせ今日を見つける