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変なポエム。など

小心者のブログでごんす。パラノイア的な

マネーの蟻

(マネーが欲しいぜ、と言ってみてもしっくりこないし、マネーはいらないぜ、と言ってみてもしっくりこないけれど)三千万円が欲しいか、と問われると、欲しいぜ、と答えるし、貧乏でもよいか、と問われると、嫌だぜ、と答えちまう。こんな俺でも、やっぱり…

君が永遠に死なないなら

君が永遠に死なないなら、 僕は君を好きにならなかった。 君はいつか死ぬ。だから君が好きだ。 君は欲しくないものを手にして満足する。 そんな君が好きだ。 感情のある機械も、ない機械も、 機械は機械であるように、 わがままな君も、そうでない君も、 君…

夜の糸

非暴力が、十年後に完成する 復讐のピースであること、 どうか忘れないで。 思い出は雨に流され、 下水道を抜けて月面に辿りつく。 非暴力が、抑止力にはならないこと、 忘れてもいいよ。 馬鹿は死んでも治らないけれど、 彼は死んでも 自らの愚かさに気づか…

night way

雨が降っている夜を 親に買ってもらったアメ車で 走っている フロントガラスに雨が落ち 街灯が雨を照らし 雨が光って 車のフロントガラスには 星よりもずっとずっと小さな 雨という名の星々が 引っついている ところで、さ 冬の空に浮かぶ エメラルドの星で…

愛しいよ

愛しいよ もう何年も会っていないのに 普通に愛しいよ あなたは今どうしているのか 仕事をしているのか 育児をしているのか そんな訳ないとは思うけれど もうこの世にはいないのか 愛しいよ 毎日のように会っていた頃より ずっと愛しいよ 水星や ゴッホと同…

tits

生きるより浅く生きている僕らに、おっぱいより価値のあるものはない。ラブソングを聴いて涙を流してみたい。相田みつをの言葉を大切にしてみたい。マジョリティが好きなものを好きになれたら、幸せくらいは手に入るだろう。マジョリティが嫌いなものを嫌い…

ゆっくり休もう

ゆっくり休もう 汚れたこころを手洗いするように 疲れたからだを丸洗いするように ゆっくり休もう ぼくたちは機械ではないから 役に立たなくてもかまわない ゆっくり休もう いまは不安にならなくてもいい いまは焦りをポッケにしまおう ゆっくり休もう ぼく…

ひとつ

ただそれ、ひとつだけ そのひとつがずっと 胸にあるというのなら やさしい気持ちでいられる そのひとつがだれにも 奪われないというのなら すべてを愛しく思える そのひとつがお日さまに 燃やされないというのなら るり色の風に乗って どんな星にだって行ける…

genius

素晴らしいじゃないか。 悲しい気持ちになるなんて。 素晴らしいじゃないか。 消したい記憶があるなんて。 素晴らしくないことは、 なんて素晴らしいことだろう。 ここまで読んだ君は、ここまで読んだ君になった。 君は世界で一番醜くて、 世界で一番美しい…

君は人類ではない。

百回のおしっこと一回のオナニーは、 どっちが気持ちよいのかな。 百人のサラリーマンと一人の美少女は、 どっちが社会に貢献しているのかな。 体操、という言葉から、 ラララライ体操を連想してしまったなら、 もっと真面目になるべきだよ。 僕はいじめられ…

詩を書いてみせて

切実な瞬間を切りとって、詩を書いてみせて。 誰にも分かってもらえないかもしれない 幸せを感じた瞬間を切りとって、詩を書いてみせて。 地面が空になったような、海が真っ白になったような、 愛がくだらなく思えるような、愛そのもののような、 あなたが世…

empty wish

ケーキのように愛されますように。 私はまだ汚れていないから、 どんな願いだって、本気で願えるよ。 スーパースターになれますように。 私はまだ何も知らないから、 どんな願いだって、本気で願えるよ。 桜が散り、風が凪ぎ、偽善者が通りすぎると、 恋は真…

いましかない、なんてうそだよ。

できていたことができなくなって、 おちこむなんてばかみたい。 できなかったことができるようになって、 できないひとをばかにするなんてかっこわるい。 つまりいいたいのは、 ぼくというそんざいはばかみたいで、 かっこわるいってことだよ。 できるかどう…

illusion

今僕の眼に映る青空は、 世界の何分の一だろう。 今僕が吐き出した二酸化炭素は、 世界の何分の一だろう。 今お前をこんなに愛しく思えるのは、 きっと錯覚しているからだ。 昔あいつをあんなに憎んでいたのは、 きっと錯覚していたからだ。 僕の中に真実は…

ugly

傷つけるのが好きな生き物だね、人間は。 僕を見ていれば分かるよ。 見下すのが好きな生き物だね、人間は。 僕を見ていれば分かるよ。 僕は僕を見ていると、 始まっていないのに終わっているな、と思う。 僕は僕を見ていると、 アフリカの子供よりかわいそう…

つらたん

私はニートです。もうすぐ九十六才になります。実家で暮らしているのと、恥ずかしながら多少の小遣いをもらっているので、今のところ生活には困っていません。が、現在百二十一才の父が亡くなったときどうなるのか、野たれ死ぬのか、不安でなりません。 私…

らっきょう

らっきょうが食べられるようになったから、 もう大人ってことで、よろしく。 ぼくは仕事をほとんどしたことがないし、 恋愛経験もほとんどない。いまだに母親にご飯を作ってもらっているし、父親に小遣いをもらっている。 いまだに自分を、 息を吐くだけでほ…

モダンタイムス(仮)

海のない星なんて存在している価値がない。そんなことをツイッターでつぶやいていた女子高生が就職をして社会の歯車になるころ、プリキュアを観られない日曜日なんて日曜日とは認められないとアラフォーのおじさんは思っていた。 本当は、恋なんてしようとし…

ホタル

空からおまえをみまもっている なんにもできやしないけれども おまえのすきなホタルのように 私はささやかにひかっているよ 空からおまえをみまもっている 地上でたのしくやれているのか ご飯はしっかりたべているのか おしゃべりできる友はいるのか 空から…

つかえる言葉をつかおうよ

そんなに言葉はでてこない つかえる言葉はでてこない つかえぬ言葉をつかうなら 子どもの遊びとかわらない 自分だけしかよまないなら 子どもの遊びでよいけれど だれかによんでほしいなら つかえる言葉をつかおうよ つかえる言葉をつかうには つかえる言葉を…

くつしたのデイヴィッド

ぼくはくつしたのデイヴィッド どこにでもあるくろのくつした ぼくはくつしたのデイヴィッドうえきやのおじさんのくつした ぼくはくつしたのデイヴィッド まえはぼうしにあこがれていた だけどいまはあんがいじぶんを きにいっているきみはどうかな ぼくはく…

三月十日

これから春になってゆく いつもの春になってゆく 春になったら恋をしよう 漫画のような恋をしよう 春になったら月へ行こう 気球にのって月へ行こう 冬はすぐ近くにあるのに 冬になるのはほぼ一年先 時は後ろに戻らないから 冬になるのはほぼ一年先 この詩は…

世界が終わる夜に

よその母は言った。「あなたたちを産んでよかった。」その息子たちは言った。「あなたの子どもでよかった。」太陽は言った。「あなたたちを照らせてよかった。」神さまは言った。「世界をつくってよかった。」ある少女は言った。「わたしはもっと生きたかっ…

息子

悲しいことがあったとさ、 苦しいことがあったとさ、 それでも僕はシコシコと、 僕の息子をこするだろう。 会社で部長におこられた、 会社で薄毛をいじられた、 それでも僕はシコシコと、 僕の息子をこするだろう。 泣きたい夜があったとさ、 消えたい夜があ…

大人になっても

大人になっても、君は変わらない 大人になっても、君は迷い、悩む 大人になっても、君は好きになる 大人になっても、新しいだれかを大人になっても、君は変わらない大人になっても、君は泣き、笑う 大人になっても、君は憶えている 大人になっても、あの日の…

グラフィティ

君だけがやさしい社会で、僕は君に会ったことがない。カラスのように鋭く、そしてブタのような人がつくる社会で、ブタのように鈍く、そしてカラスのような僕は、君に会ったことがないのを誇りにしている。待ち望んでいた、黄金の桜が咲く時、僕は猫背の、き…

ぺらぺらの夢

なんにもない町に生まれた なんにもない私が生まれた いまでも私はなんにもない なんにもない大人になった いままでなんにもない町で なんにもない日々を送った なんにもない私はひそかに ぺらぺらの夢を見つづけた なんにもない町を出て行く なんにもない私…

サンタクロースはやってくる

サンタクロースはやってくる トナカイをつれてやってくる ソリにのっかってやってくる クリスマスの夜にやってくる サンタクロースは本当にいる きみはいないと思っているね でもきみはサンタクロースに今年もプレゼントをもらうよ サンタクロースはやってく…

キッチンで会いましょう

キッチンで会いましょう。悲しいことがあったのは、わたしもう知っています。あなたが沈んでいるのは、わたしもう知っています。キッチンで会いましょう。水曜の夜はどうでしょう。ステキな夜になるように、わたしはあなたに料理を、ステーキを作りましょう…

ビスケット

おなかがグーグーしたときのために ポケットにビスケットをいれている おなかをすかせたのらねこのために ポケットにビスケットをいれている バスのうんてんしゅになれるように ポケットにビスケットをいれている おならがひゃくえんでうれるように ポケット…

言いたいな

しんどかったら 「しんどい」って言いたいな さみしかったら 「さみしい」って言いたいながまんしないですなおな気持ちを言いたいな あなたがいたら 「好きだよ」って言いたいな

はじめて宇宙に行ったとき

はじめて宇宙に行ったとき 窓のそとには地球があった はじめて宇宙に行ったとき地球はたしかに美しかった はじめて宇宙に行ったとき 船のなかには温泉があった はじめて宇宙に行ったときお土産なんかも売っていた はじめて宇宙に行ったとき空飛ぶクルマはも…

君はかわいい

頬杖ついている君はかわいい 焦点のさだまっていない目で ストローを口にくわえながら ぼうっとなにかを考えている こちらが懸命に話しかけても ひとつも返してくれない君は きっと僕なんか眼中にないね だけどもそんな君はかわいい かわいいって上から目線…

喜怒哀楽

よろこび それは天使に祝福されるということそれは今、ここへのファンファーレ いかりそれは壁をこぶしで殴るということ それは旅人にとって必要のないもの かなしみ それは銀河を私が背負うということそれは機械にとって必要のないもの たのしみ それは私を…

パンパン

わたしはあなたと寝室に行った。 あなたはわたしのお尻をなでた。 わたしはあなたの鼻をつまんだ。 わたしはあなたとパンパンした。 わたしはあなたと浴室に行った。 あなたはわたしの背中を洗った。 わたしもあなたの背中を洗った。 わたしはあなたとパンパ…

poet

机の上にはパソコンがあります。 パソコンを使って詩を書きます。 詩を書いているなんて言う人を、 21世紀の人々は笑うでしょう。 僕は恐らく詩人ではありません。けれども詩を書くのが好きです。これも僕なりに詩のつもりです。21世紀の人々は笑うでし…

テキトー

はたらきたくないテキトーにくらしたい ビジネスマナーなんか分からないまじで 夕日がしずむまで鬼ごっこをしていよう ばんごはんは母さんのつくったカレーだ はたらきたくないテキトーにくらしたい 敬語なんかつかえないつかえそうもない うんこ座りをして…

after

ため息の後に、僕は窓の外を眺める。 木の葉がゆらゆらと風に揺れている。 お姉さんが犬と一緒に散歩している。 僕の人生はスパイスのないカレーだ。 窓の外を眺めた後に、僕は本を読む。 図書館で借りてきたアメリカ文学を。 僕は一日に二十ページしか読め…

リコーダー

世界に忘れられそうな夜に リコーダーを吹いています あなたの顔を思い浮かべて リコーダーを吹いています スマートフォンで見つけた リコーダーを吹いています あなたの音色を懐かしんで リコーダーを吹いています あなたが結婚すると聞いて リコーダーを吹…

もしも話ができたなら

話をしようと思わなければ、スタートラインには立てない。 話をしようと思わなければ、どんな表現も収縮してしまう。 話をしようと思ったならば、スタートラインに立てるはず。 話をしようと思ったならば、相手がいるのを想像するはず。 話をするのが苦手で…

なりたい

なりたいシェイクスピアのペンに なって名作をつくりたい なりたいモーツァルトのピアノに なって名曲をつくりたい なりたいトゥオンブリ―の絵具に なって名画をつくりたい なりたいへいぼんなおとこの足に なって足跡をのこしたい 地球が一瞬とまるような

つぶやき

あいしているなんて かんたんに言うひとがやだ 友だちだよななんて かんたんに言うひとがやだ ノリわるいよなんてかんたんに言うひとがやだ かわいそうになんて かんたんに言うひとがやだ#共感するひとRT#共感しないひとファボ

赤ちゃん

生まれる もうすぐ私の赤ちゃんが ながい長い旅をし終えて 知らない あらたに始まる旅について これから出会う者についてあなたはちっとも 生まれる もうすぐ私の赤ちゃんが ながく短い旅をするため 染みつく たのしい厳しい旅の匂いが やさしい哀しい者の匂…

いろいろ

大人もいろいろ 子どもみたいな大人もいるし パソコンみたいな大人もいる 共通点は年を重ねてきたこと 子どももいろいろ 大人みたいな子どももいるし ナイフみたいな子どももいる 共通点は沢山成長できること 言葉もいろいろ 石ころみたいな言葉もあるし ペ…

たばこ

たばこはハチミツもしプーさんが人間だったらすぱすぱたばこを吸ったはずそれほどたばこはおいしいねたばこはデーモンけむりが肺をまっくろにしていつしか重い病気になるかもそれほどたばこはあぶないねたばこはカゲロウ火をつけたらけむりになって空気のな…

ラブレター

ラブレターを書くのなら Googleで”ラブレター 例文”と検索をして すこし調べるのがいい ラブレターというのは欲ばらず、必死にならず、重くならず素直に書くもののようだ まず言葉を知り、それから相手との関係性をふまえて言葉を選び 丁寧に書くもののよう…

さようなら、今 また会うとしたら 記憶かフィルムのなかだろう いまはいまの今がいる あの日の今は過去として いまも呼吸をしているだろうか いなくなった今は 記憶やフィルムのそとでも 存在しているだろうか 未来の今へ 過ぎ去ってしまう前に この拙い言葉…

ばかにするな

ばかにするな かっこいい煌めきを 一瞬のうつくしさを ばかにするな かなしい運命を 荒野に咲いたうれしさを ばかにするな ペシミスティックを センチメンタルを ばかにするな ちんちくりんな表現を もれつたわる欲望を みんなにあるものをみんなにあったも…

去りゆく夜にひとり眠気を我慢する 草はわずかな風に揺らされ 露をはじいて太陽を待つ 何度目の朝だろう 太陽が生まれ地球が生まれ 先史から歴史、そして現在まで あたらしい朝はくりかえされた 明日はいつも午前零時に 迷うことなくやってくる 大抵の子ども…

電球

電球が切れてもやっていける いつでも昼はあかるく夜はくらいのだから 動物になればいい 昼のあかるさを利用するか夜のくらさを利用するか ロマンチストになればいい 昼は太陽としゃべり夜は月としゃべる どこでもドアを使えばいい くらくなればグルジアへ行…