変なポエム。など

小心者のブログでごんす。パラノイア的な

わたしゃだれにも従わん

あんたが何か知らんけど、

わたしゃあんたに従わん。

あんたは偉いかもしれん。

だけどわたしゃあ従わん。

 

わたしに強制するやつは、

どんなやつでも敵やねん。

わたしに強制するやつは、

神さまやっても敵やねん。

 

わたしゃだれにも従わん。

従わんけど仕事はやるで。

あんたに頼まれた仕事を、

わたしゃきっちりやるで。

 

あんたが何か知らんけど、

わたしゃあんたに従わん。

だけどわたしゃあ戦わん。

そんな疲れることはせん。

 

ほなら今日もやろかいな。

変わり者

みんなが遊んでいるときに

一人で空想をしていること

みんなが喋っているときに

一人で心を歩いていること

 

みんなが泣いているときに

一人だけ泣いていないこと

みんなが笑っているときに

一人だけ笑っていないこと

 

みんなが戦っているときに

一人だけただ見ていること

みんなが進んでいるときに

一人だけ止まっていること

 

みんなが変わり者だと言い

たしかに変わり者だと思う

きっとみんなが散るときに

わたしは一人で咲くはずだ

悲しみはいつも空から

悲しみはいつも空から

降り注いでいるレイン

良い人にも悪い人にも

降り注いでいるレイン

 

どれだけ晴れていても

悲しみはいつも空から

降り注いでいるレイン

今日も明日も明後日も

 

瞳にうつる色のように

悲しみは僕に入り込み

息を吐くたび少しずつ

悲しみは外へ出て行く

 

悲しみはいつも空から

降り注いでいるレイン

さながら光芒のように

降り注いでいるレイン

Dialogue with loneliness

孤独だね

ーーそうだね

 

嫌になるね

ーー嫌なの?

 

ところできみはだれ?

ーーぼく?ぼくは孤独だよ

 

あ、そう、孤独なんだ

ーーごめんね

 

いえいえ、お気になさらず

ーー恐縮です

 

いつまでいるの?

ーーいつまででしょうねえ

 

もしかしてずっと?

ーーうーん

 

べつに、いてもいいよ

ーーいいんですか?

 

そういうもんでしょ?

ーーそういうもんです

 

じゃあ、しょうがないよ

ーー……

 

まあ、なんとかなるでしょ

ーーなんとかなるように、いのっています

 

ありがとう

ーーぼくのほうこそ

 

ところで、さ

ーーはい

 

きみは孤独なの?

day

朝早くウォーキングをする

鮮やかな空気を吸い込めば

一日の始まりを感じられる

カラスの鳴き声が聞こえる

腹を空かせているのだろう

その貧しさは芸術家のよう

その美しさは舞踏家のよう

電車に乗って職場に向かう

電車はいつもすし詰め状態

何のために生きているのか

帰宅して食事を済ませたら

寂しくても寂しくなくても

詩を書く或いは自慰をする

寝る前にコカコーラを飲む

お陰で虫歯がたくさんある

布団に入ってお休みなさい

センス

センスはいつか風に飛ばされ

知らない土地でゴミ屑になる

センスはいつか海底に沈んで

ブロブフィッシュの餌になる

 

センスはいつも子供のように

泡沫のおもちゃで遊んでいる

センスはどうにも気まぐれで

約束なんかとてもじゃないが

 

センスはいつか時代に流され

過去という地方の駅舎になる

センスは今だけのものだから

未来という都市へは行けない

 

ギフトはみんなの財産だから

独占するのはやめてくだちい

センスはいつか夜になるから

小さな明かりを重ねなくては