あんたが何か知らんけど、
わたしゃあんたに従わん。
あんたは偉いかもしれん。
だけどわたしゃあ従わん。
わたしに強制するやつは、
どんなやつでも敵やねん。
わたしに強制するやつは、
神さまやっても敵やねん。
わたしゃだれにも従わん。
従わんけど仕事はやるで。
あんたに頼まれた仕事を、
わたしゃきっちりやるで。
あんたが何か知らんけど、
わたしゃあんたに従わん。
だけどわたしゃあ戦わん。
そんな疲れることはせん。
ほなら今日もやろかいな。
あんたが何か知らんけど、
わたしゃあんたに従わん。
あんたは偉いかもしれん。
だけどわたしゃあ従わん。
わたしに強制するやつは、
どんなやつでも敵やねん。
わたしに強制するやつは、
神さまやっても敵やねん。
わたしゃだれにも従わん。
従わんけど仕事はやるで。
あんたに頼まれた仕事を、
わたしゃきっちりやるで。
あんたが何か知らんけど、
わたしゃあんたに従わん。
だけどわたしゃあ戦わん。
そんな疲れることはせん。
ほなら今日もやろかいな。
生まれるとか、勇者かよ!
生まれなくても立派なのに
生まれるとか、天才かよ!
生まれなくても満点なのに
生まれるとか、すごすぎ!
ぼくも、きみも、すごすぎ!
生まれなくてもすごいのに
生まれるとか、聖者かよ!
生まれなくても愛なのに
みんなが遊んでいるときに
一人で空想をしていること
みんなが喋っているときに
一人で心を歩いていること
みんなが泣いているときに
一人だけ泣いていないこと
みんなが笑っているときに
一人だけ笑っていないこと
みんなが戦っているときに
一人だけただ見ていること
みんなが進んでいるときに
一人だけ止まっていること
みんなが変わり者だと言い
たしかに変わり者だと思う
きっとみんなが散るときに
わたしは一人で咲くはずだ
悲しみはいつも空から
降り注いでいるレイン
良い人にも悪い人にも
降り注いでいるレイン
どれだけ晴れていても
悲しみはいつも空から
降り注いでいるレイン
今日も明日も明後日も
瞳にうつる色のように
悲しみは僕に入り込み
息を吐くたび少しずつ
悲しみは外へ出て行く
悲しみはいつも空から
降り注いでいるレイン
さながら光芒のように
降り注いでいるレイン
孤独だね
ーーそうだね
嫌になるね
ーー嫌なの?
ところできみはだれ?
ーーぼく?ぼくは孤独だよ
あ、そう、孤独なんだ
ーーごめんね
いえいえ、お気になさらず
ーー恐縮です
いつまでいるの?
ーーいつまででしょうねえ
もしかしてずっと?
ーーうーん
べつに、いてもいいよ
ーーいいんですか?
そういうもんでしょ?
ーーそういうもんです
じゃあ、しょうがないよ
ーー……
まあ、なんとかなるでしょ
ーーなんとかなるように、いのっています
ありがとう
ーーぼくのほうこそ
ところで、さ
ーーはい
きみは孤独なの?
朝早くウォーキングをする
鮮やかな空気を吸い込めば
一日の始まりを感じられる
カラスの鳴き声が聞こえる
腹を空かせているのだろう
その貧しさは芸術家のよう
その美しさは舞踏家のよう
電車に乗って職場に向かう
電車はいつもすし詰め状態
何のために生きているのか
帰宅して食事を済ませたら
寂しくても寂しくなくても
詩を書く或いは自慰をする
寝る前にコカコーラを飲む
お陰で虫歯がたくさんある
布団に入ってお休みなさい