いぬはわん
ねこはにゃあ
ぶたはぶー
とんかつはじゅわ
きゃべつはさくっ
おさらはすんっ
こっぷもすんっ
みずはさーっ
もしくはざーっ
わたしはひょっ
あなたもひょっ
わたしとあなたで
ひょひょっ
いぬはわん
ねこはにゃあ
ぶたはぶー
とんかつはじゅわ
きゃべつはさくっ
おさらはすんっ
こっぷもすんっ
みずはさーっ
もしくはざーっ
わたしはひょっ
あなたもひょっ
わたしとあなたで
ひょひょっ
とおくにいくことと
しあわせになることは
いこーるじゃないっぽい
あめりかにいったともだちは
なんだかたいへんそうだ
しゃっきんがあるらしい
じもとにずっといるともだちは
なんだかしあわせそうだ
どうきゅうせいとけっこんして
こどもがふたりいるそうだ
もちろん、あめりかにいっても
しあわせになれるだろうし
じもとにずっといても
しあわせになれるとはかぎらない
ぼくがいいたいのは
とおくにいくことと
しあわせになることは
いこーるじゃないっぽい
ということだ
おいらみたいなやろうが
さいごのさいごにすがるのは
ロックンロールかもしれねえな
まだいまはロックンロールなんて
くだらねえってかんじだけど
よのなかはもっとくだらねえよって
ロックンロールのほうがましだよって
さいきんよくおもうんだ
だからおいら、さいごのさいごに
ロックンロールになきつくかもな
わっかんねえけど
そんなきがするんだよ
いくつもみちがあったら
どのみちをゆくのか
えらぶのにつかれて
なんにもえらばないまま
すわりこんじゃいそう
ひとつしかみちがないほうが
えらばなくていいから
らくかなあとおもうけど
ひとつしかみちがなかったら
なんにもえらべないから
つまんないなあともおもう
みちはふたつかみっつくらいが
ちょうどいいのかな?
くるまにのってうみへいこう
たいようのひかりをあびながら
うみについたらはじけよう
およごうおどろうふざけよう
ゆうがたごろにはへとへとで
だけどなんだかここちいい
くるまにのってうみへいこう
このなつこそはきみといっしょに
ぼくがごじらのことを
かいじゅうだとおもうように
むしはぼくのことを
かいじゅうだとおもってるのかな
ぼくはむしがきらいで
たくさんころしてるから
むしにとってぼくは
かいじゅうなのかもしれないな
にんげんがごじらを
たおしにいくみたいに
むしがぼくを
たおしにきたらこわいな
ごじらもこわかったのかな
もみじがきれいだ
あきだなあ
ちんちろちんちろ
あきだなあ
すごしやすいなあ
あきだなあ
あきはやっぱり
あきだなあ